この度、ありがたいことにJ1ドラフト会議2021にお招きいただきました。
いよいよ明日に迫ったドラフト会議!メンバー紹介を兼ねたプレビューです!新ルールも追加したので確認しといてくれよな!!よろしければ。#J1ドラフト会議2021
— せこ (@seko_gunners) 2021年12月22日
「俺たちのJリーグアウォーズ」~2021.12.23 J1ドラフト会議2021 プレビュー|せこ @seko_gunners #note https://t.co/ugEckK8vYk
我が心のクラブはJ2降格となり、恐らく最初で最後であろうこの企画の参加。錚々たるメンバーのなかで、少しだけでも爪痕を残せればいいなという思いで参加させていただきました。
今回は監督指名もあるということで、イメージとしてその監督のサッカーに合った選手をいかにピックアップできるかというGM的な目線で考えました。
監督は長年このブログでも執筆し、最も思い入れのある渡邉晋さんにしました。そしてシステムは2018年シーズンで採用した「3-1-4-2」にして、上図の選手をリストアップしました。各ポジションに3名ずつ候補を入れておけば、大きな混乱はないだろうという準備の下でドラフト会議当日を迎えました。
- 監督:渡邉晋
- 第1巡目:武藤嘉紀(ヴィッセル神戸)
- 第2巡目:エンリケ・トレヴィザン(大分トリニータ)
- 第3巡目:奥埜博亮(セレッソ大阪)
- 第4巡目:田中聡(湘南ベルマーレ)
- 第5巡目:チアゴ・サンタナ(清水エスパルス)
- 第6巡目:大島僚太(川崎フロンターレ)
- 第7巡目:ルーカス・フェルナンデス(北海道コンサドーレ札幌)
- 第8巡目:アピアタウィア久(ベガルタ仙台)
- 第9巡目:畑大雅(湘南ベルマーレ)
- 第10巡目:佐々木翔(サンフレッチェ広島)
- 第11巡目:ストイシッチ(ベガルタ仙台)
- 最後に・・・
監督:渡邉晋
ぶっちゃけ言うと渡邉監督をチョイスするのは自分だけだろうし、ここは問題なく指名できると思ってました。
しかし、まさかのかしまわりさんと指名が重複してしまい、初っ端から山場を迎えました。
抽選の結果、長年の思いも繋がりなんとか指名することができ、安堵しました。
ここで監督指名できなかったら初期構想が丸潰れだったので、最大の山は越えたなと。
第1巡目:武藤嘉紀(ヴィッセル神戸)
まず3-1-4-2のシステムを考えたときに、守備時には5-3-2になり後ろに重たくなることが多くなります。なので、ロングカウンターないしは独力でボールを運べるような選手は1人欲しいというのが構想にありました。
それに適任しているのが武藤嘉紀かなと。そして、その他の候補を考えたときに武藤以外の選手が思いつかなかったので、確実に武藤を取りに行こうということで1巡目の指名をしました。
また、武藤が前線にいれば守備でプレッシングを掛けてくれますし、クロスに合わせることもできる万能的な面も獲得したかった理由でした。
しかし、ここではラグさんと重複指名となります。他候補の選手も取られていたのでちょっと焦りましたが、ここでも抽選で勝利し、無事に獲得することができました。
第2巡目:エンリケ・トレヴィザン(大分トリニータ)
2巡目では3バックの中央の選手を選出することを決めていました。ここも候補選手が少ないこと、また天皇杯で株が爆上がりしたエンリケ・トレヴィザンやオフで話題になったエドゥアルドをリストアップしている方が多いだろうなと予想していたからです。
ここでは直近の活躍を見ていたエンリケ・トレヴィザンを指名することにしました。彼のカバーリング能力と左足のキックとビルドアップ能力を買っての指名です。
今回は無事に一発で指名することができました。
第3巡目:奥埜博亮(セレッソ大阪)
3巡目は、本当であれば湘南ベルマーレの田中聡を指名する予定でした。理由はエンリケ・トレヴィザン同様に多くの方がリストアップしていると予想していたからです。
しかし、タイムラインを眺めていたらなんだか不穏なものを見つけました。
このツイートをAkiさんがリツイートしてるの不穏すぎるんだがw#J1ドラフト会議2021 https://t.co/N0bJ72e51q
— りゅうた・関口を愛してやまない男 (@ryu___) 2021年12月23日
個人的には渡邉監督の秘蔵っ子である奥埜は是が非でも獲得したかっただけに、このツイートを見て、順序を変えました。
奥埜は技術が高いうえに、肉弾戦もいとわずハードワークできる。また、セカンドトップでもプレーできるポリバレントさを評価しました。
無事にここでも重複せずに獲得することができました。戦術藩のみなさんには感謝です(笑)
第4巡目:田中聡(湘南ベルマーレ)
ここからはウェーバー制になり、早い者勝ちのシステムに変わります。私は8番目で遅い方でした。
ここでは予定通り田中を指名。田中もまたポリバレントであり、また19歳とは思えない落ち着きと運動量、ボール奪取能力で湘南を中盤の底から支えました。左足のキック精度も高く、広島戦で決めたゴールは素晴らしいものでした。恐らく近い将来に海外移籍する選手だと思ってます。
この指名で各所から悲鳴の声が上がり、個人的にほくそ笑んでいたのはここだけのお話です(笑)
第5巡目:チアゴ・サンタナ(清水エスパルス)
4巡目である程度獲得した選手は獲得した格好になりました。
5巡目は逆ウェーバー制となり、私は4番目。ここで問題になったのは左センターバックとして候補に挙げていた畠中、丸山、高嶺を4巡目、5巡目で指名されてしまい、候補がいなくなってしまったことです。
ここで長考に入るか悩みましたが、一旦考えるとして候補が徐々に減っていたフォワードを先に選ぶことにしました。
チアゴ・サンタナは完全にトラウマ枠。今シーズンは2戦とも彼にやられています。大きな体を生かしたポストプレーとペナルティエリア内での強さとシュート技術の高さで前線の軸となって欲しいという想いでした。
チアゴ・サンタナ以外にもレアンドロ・ダミアンや大迫などの候補も考えましたが、ここは被りそうな気もしたのでチアゴ・サンタナを第一候補にしました。
ここでチアゴ・サンタナを獲得できたことで2トップを第一候補で組めることができました。
第6巡目:大島僚太(川崎フロンターレ)
左センターバックの候補と同様にインサイドハーフの候補も減っていました。らいかーるとさんに樋口を取られ、Akiさんに清武を取られていました。
候補には脇坂がいましたが、ここで大島が残っていることに気づきます。3センターは、軸となるアンカーとハードワークできるインサイドハーフ、そしてラストパスが出せるインサイドハーフの組み合わせを考えていたので、J屈指のパスセンス誇る大島にしようと直前で指名を変えました。
3センターの守備強度という観点で大島は微妙かなと思いましたが、田中と奥埜を選んでいるので、彼らが十分カバーできるだろうという考えもあり大島を選択しました。
第7巡目:ルーカス・フェルナンデス(北海道コンサドーレ札幌)
この間で左センターバックの候補に佐々木翔や立田悠悟などが上がってきていたので、気持ち的に落ち着くことができました。
なので左センターバックを後回しにしてサイドを固めていきました。
ウイングバックはあくまでウイングバックをしっかりやってきた選手を選択しようと考えていました。4バックのサイドバックをやっていてもウイングバックになるとパフォーマンスが落ちてしまう選手もいるので、ここはこだわりました。
また、チアゴ・サンタナ、武藤とペナルティエリアでクロスに合わせられる選手をチョイスできたので、クロス精度の高い選手を選びたかったです。
なのでここではルーカス・フェルナンデスをチョイス。決して足は速くないですが、1対1を突破する能力が高く、またクロス精度も高いJリーグでは希少な選手だったので第一候補にしました。このチームでルーカス・フェルナンデスとチアゴ・サンタナは1つのホットラインとして見ていました。
第8巡目:アピアタウィア久(ベガルタ仙台)
8巡目では我が心のクラブ枠としてアピアタウィアをチョイスしました。
アピは身体能力が高く、カバーリングできるエリアも広いです。なので守備が得意ではないルーカス・フェルナンデスの背後をカバーできる存在にアピはなれると思いました。
またダイナミックな攻撃参加もでき、右サイドでルーカス・フェルナンデスと崩していってほしいという狙いもありました。加えてアピはサイドの選手に付けるパス(切るパス)も上手いのでそこも選出した理由です。
もし、渡邉監督のときにアピが仙台にいたら、きっと右センターバックとして面白い存在になっただろうなと妄想しておりました。
第9巡目:畑大雅(湘南ベルマーレ)
右サイドが固まったので、次は左サイドを固めました。
昨年のドラフト会議でも結城さんが獲得していた畑をチョイス。
畑の魅力は馬力のある突破力でサイドを切り裂けるところです。武藤と同様に彼もボールを運ぶ役割やロングカウンターを発動したときに一気に駆け上がっていけるところを買いました。左右両足でクロスを上げられるところもポイントが高かったところです。
ここではロッドさんから悲鳴が上がっていたので、結構ぎりぎりの選択だったなと思いました(笑)
第10巡目:佐々木翔(サンフレッチェ広島)
候補がいなくなった左センターバックでしたが、途中で練り直すことに成功しました。
ロングフィードが得意な立田でも良かったのですが、エンリケ・トレヴィザン、アピアタウィアと若干ロマンを感じるメンバーになっていたので、ここでは佐々木を選択しました。
長年広島の左センターバックを務め、堅実なプレーとビルドアップ能力の高さで彼を選びました。左ウイングバックが若い畑なので、彼をコントロールして欲しいという狙いもありました。
このチームのキャプテンは佐々木ですね。しっかりチームをまとめて欲しいです。
第11巡目:ストイシッチ(ベガルタ仙台)
残したのはゴールキーパーでした。色々考えましたが、ここは敢えてストイシッチを選ぶことで来シーズンに向けてアピールしようと思いました(笑)
そしたら、キャスでかしまわりさんが先に名前を上げられたのでちょっと悔しかったです(苦笑)
ポルティモネンセU-23という経歴マニアもびっくりなところから来たストイシッチは、ルヴァンカップとリーグ戦1試合ずつしか出ていませんでしたが、202㎝の高さを生かしたハイボールの処理やシュートストップはJ1クラスでもそれなりにやれます。またフィード能力もあり、タイプとしてはシュミットダニエルに似ているなと。
ヤクブ・スウォビィクはFC東京へ移籍しましたが、そこまで心配していないのはストイシッチの存在、またユース出身の小畑がいるからです。
ということで最後はサプライズでストイシッチをチョイス。これで11人が揃いました。
最後に・・・
初めてのドラフト会議参加でしたが、左センターバックとインサイドハーフ以外は第一候補を獲得することができ、おおむね満足できる結果でした。
どのタイミングでだれを指名するかが重要なドラフト会議だけに、いい判断ができたのではないかと自己満足しています(笑)
最初で最後のドラフト会議は、とてもいい思い出作りになりました。J2ドラフト会議も呼んでください(笑)
ありがとうございました!!