ヒグのサッカー分析ブログ

ベガルタ仙台の試合分析が中心です。

今年のJ12ndステージの順位予想をしてみよう

 さて、早いもので1stステージが終わりました。優勝は鹿島アントラーズで幕を閉じた1stステージですが、さっそく来週から2ndステージが始まります。

 ということで2ndステージの順位を予想しようの企画です。なおベガルタ仙台の試合しか見ていないので、ほぼ他チームの状況は知りません!ということでフィーリングなのです!!

 とりあえず2ndステージのポイントは夏の移籍ウィンドーと蒸し暑い夏場の中での戦い。それに8月にはリオ五輪が控えているので、主力が抜けるチームがあることもポイントになりそうです。それではさっそく予想のほうに行ってみましょう!

1位.サンフレッチェ広島

1stステージは広島らしさが見えず、若干マンネリ化が見えてきたミシャ式であったが、1stステージラスト5試合は負けなしと徐々に結果が出始めている。リオ五輪では塩谷がオーバーエイジで、浅野も選ばれる可能性大があり、またそのまま海外に行ってしまいそう。

 けど最終節で見せた3142のように、徐々に変化も見せ始めているし選手層も厚い。よってトップスコアラー・ウタカと共に本来の強さを取り戻してくるのではないだろうか。寿人が復活したら鬼に金棒。

2位.鹿島アントラーズ

 盤石の強さで1stステージを制した鹿島。若手の成長と共に、常勝軍団の血は着々と受け継がれている。リオ五輪では植田が選出される可能性が大。けどファンソッコ、ブエノ、時々西大伍がいるので、そこの穴埋めは出来そう。噂通りカイオが中東に行くことになれば話は変わるが、今年の鹿島は易々と崩れることは考えにくい。

 チャンピオンシップが決まっている中でどう戦うかは気になるところ。そういえば両ステージで優勝したらチャンピオンシップってどうなるのかな?

3位.川崎フロンターレ

 惜しくも1stステージ2位だった川崎。最後のところで勝てないのはシルバーコレクターたる所以か。福岡戦で憲剛が不在だったことがすべてだったかどうかは不明。

 リオ五輪で大島は抜ける可能性は大。また原川が当落線上といったところか。チョンソンリョン、奈良、エドゥアルドネットと守備の補強を成功した川崎は、1stステージをわずか1敗で折り返している。

 1stステージの悔しさをぶつけるべく、ポイントになるのは大事な試合で勝てるかどうか。風間体制も5年目。そろそろ結果を出したいところだろうが今年はチャンスなだけあって最悪でもチャンピオンシップには進みたいところ。

4位.浦和レッズ

 1stステージは3位。終盤はACLの疲れや、過密日程によりターンオーバーしながら試合を消化する形になった。

 浦和の不安要素は、リオ五輪で興梠がオーバーエイジで、遠藤航が選ばれる可能性が大であること。夏場に攻守の核がいないということ。ブラジルから帰ってきた後のコンディションを考えてみても厳しい戦いが予想される。

 よってポイントは彼ら2人の穴を他の選手で埋めれるかどうか。こちらも最悪チャンピオンシップに行くためには堅実に戦っていく必要があるだろう。

5位.ガンバ大阪

 2ndステージは6位で終わったガンバ。新スタジアムで結果が出ない。パトリック、宇佐美の不振がシーズンの半分で不振を極めてしまったことが最大の誤算だっただろう。そんな宇佐美はアウクスブルグへ旅立った。リオ五輪で抜ける可能性がある選手は井手口くらい。あと藤春がオーバーエイジ

 宇佐美がシーズンの終盤にかけて調子を取り戻していた最中だっただけに、移籍は痛いが、宇佐美がいないことでマンネリ化みたいなものが解消されたら面白い。期待はアデミウソン。宇佐美がいなくなったことでようやく出番が来た。覚醒できるかどうかでガンバの浮沈はかかってきそう。

6位.柏レイソル

 開幕早々に監督が辞任になった柏。代わって就任した下平監督はユースの監督だったこともあり、若手を積極的に起用することで一時は5連勝するなど序盤の不振をしっかり払しょくした。

 この2ndステージ向けてクリスティアーノが復活。このサッカーにクリスティアーノがどう加わってくるかは楽しみ。けどディエゴオリベイラの出番は減りそう。

 リオ五輪で抜ける可能性があるのは中村、中谷、伊東あたりか。抜けてもいろんな策がありそうな下平監督なので、そんなに心配要素にならないかも。

7位.ヴィッセル神戸

 1stステージは12位。なんだかかんだでいつものポジションにいる神戸。ネルシーニョはいつ本気を出すのか?それとも出しているのか?よくわからん。渡邉千真が左サイドハーフをやっていた。

 2ndステージ向けてインテルナシオナルからニウトンを補強。これが当たればいいところまで行きそうな気もする神戸。岩波がケガをしていることでリオ五輪の招集は微妙なところ。

 戦力的には上位もいけそうなのにいつもいけない神戸。ネルシーニョの手腕次第で本当に変わってきそう。ということで注目はネルシーニョな神戸。

8位.大宮アルディージャ

 1stステージは5位ともっともサプライズなチームだった大宮。渋谷監督による442のブロックはなかなか堅いものだった。攻撃では相変わらず家長を中心とする攻撃はとても迫力がある。江坂がちゃっかり結果を出している。

 1stステージ終盤では少し失速気味だった大宮。ポイントはこの流れを2ndステージに引き込まないことか。よってスタートダッシュを掛けれるかは重要になりそう。菊地と河本のセンターバックはJ屈指なのでそうそう崩れることのない大宮。あとは誰が点を決めれるか。

9位.FC東京

 城福浩復活後のFC東京は正直期待を裏切る形になってしまったっぽい。なおゲームを見ていないのでよくわからない。

 ここ最近はいろんなFWがいることを教えてくれるFC東京。前田、ムリキ、バーンズ、平山。阿部拓馬は行方不明。FC東京はFWの誰かが継続して結果を出せるかどうかがポイントか。余は軸になるFWの登場。

 リオ五輪で抜ける可能性があるのは室屋、中島、橋本。使いたいのにいない室屋。けど小川のブレイクは1stステージの収穫だったはず。結果を出さないと城福監督の首も危うい気もしないではない。ということで勝負の後半戦である。

10位.ジュビロ磐田

 開幕前では下馬評が低かった磐田。しかし名波監督は出来ることを愚直にこなすことで結果を出してきた印象。理想よりも現実を取ることで残留へと着々と向かっている。

 時にはエースに怒り、ぬるい選手がいたら前半だろうが途中出場の選手だろうが交代させるそのメンタリティーはすごい。2ndステージも同様に相手をスカウティングし、自分たちのできることを愚直にこなしていくだろう。残留は問題ないのではないか。ただ、粗も多いのでそこを付かれ始めたら苦しい時期を迎えるかもしれぬ。

11位.横浜Fマリノス

 1stステージは助っ人が当たらなかったという一言に尽きそうなマリノスアデミウソンの抜けた穴は未だに埋められていないのが現実としてある。よって攻撃陣の爆発はマストになってくるマリノス。カイケなのか学なのか、やっぱり中村俊輔なのか。上位浮上には前線の課題をどう解決するかが必要になってくるのでモンバエルツ監督にはそのへんを期待している。

 リオ五輪で抜ける可能性があるのは喜田くらいか。

12位.ベガルタ仙台

 やってきた、苦手な夏場。どう頑張っても足掻いても夏場に失速してしまう仙台。それはもう仙台という土地的な問題を抱えているのでうまく付き合うしかないのだが。

 サッカー自体は間違いなく成長していると感じる。あとは結果にどう結び付けるか。2ndステージは川崎、ガンバ、浦和とスタートから厳しい戦いが続くが、ここで自分たちがやりたいサッカーが表現できるかはその後の戦いに影響を与えそう。ということでポイントは最初の3試合。

13位.アルビレックス新潟

 吉田達磨監督を招へいした今シーズン。見た印象では頑なに中央突破を繰り返していた。

 名古屋のレオシルバ強奪をなんとか阻止した新潟。リオ五輪で抜ける可能性があるのは武蔵、松原、野津田。新潟もマリノス同様に前線の軸を確立したいところ。今のところは山崎が期待できそう。

 レオシルバの放出という最悪の危機を脱した新潟。まずは残留が既定路線になりそう。

14位.湘南ベルマーレ

 やっぱり秋元、遠藤、永木が抜けたダメージは大きかった言わんばかりの湘南。1stステージは厳しい戦いが強いられた。けど終盤になって端戸仁がブレイクしたことはとてもプラスのことだった。

 後半戦に向けてチョウキジェ監督がどういうサッカーを振る舞うかは注目。いかに自分たちの哲学の中で現実的に勝ち点を拾っていけるか。プライドとの戦いになりそう。

15位.名古屋グランパス

 厳しいと言われていたが、案の定厳しい戦いになっている名古屋。序盤はシモビッチの活躍によって結果を出していたが、次第に守備の粗を付かれて結果が出なくなった。

 この夏のウィンドーでは積極的な姿勢を見せている名古屋。希望のレオシルバはとれなかったけど、松本から酒井、東京からハデソンを補強。あとはセレッソから扇原が獲れるかどうか。

 けどこの補強が結果と直結かは微妙なところか。補強したのに結果が出ないとなったらさらに迷走を繰り広げそうな名古屋。ということで小倉監督、勝負の後半戦になりそう。

16位.サガン鳥栖

 フィッカデンティ監督就任で、守備の向上が期待されてきた鳥栖だが、ふたを開けてみればボールを保持することを目標するチームになっていた。リオ五輪で抜ける可能性があるのは鎌田。2ndステージを前に鹿島から青木を補強。

 リーグワーストの10得点はかなり深刻な問題。今年は豊田が点が取れてないのがかなりの誤算か。ということで2ndステージは豊田の活躍なくして鳥栖の浮上もなさそう。すべては豊田の手の中に

17位.ヴァンフォーレ甲府

 1stステージはケガ人苦しみまくった甲府。ベストメンバーを組めた試合は何試合だったのだろう。そしてそれに加えてクリスティアーノが柏へ移籍。踏んだり蹴ったりな甲府

 自慢の堅守も今シーズンはリーグワーストの31失点と崩れてしまっている。前線の核を失い、自分たちのよりどころが崩れてしまっている現状を克服しなければ先は見えない。

 クリスティアーノの移籍金をどう使うかはポイントになりそう。前線に使うのか守備に使うのかは大事な決断になりそう。佐久間監督と共に戦えるかどうか。

18位.アビスパ福岡

 やはり厳しい戦いが待ち受けていた福岡。やはり戦力的に劣ってしまう中での戦いは厳しい。3バックから4バックに変更し、少し上向きになった時期もあったが、やはりそう長くは続かなかった。

 2ndステージに向けてマリノスから三門を補強。攻守におけるハードワーカーの加入は大きい。あとは少ないチャンスを生かせれるかどうか。ウェリントンがゴール前でプレーできる時間とスペースを与えることが福岡には求められる。残留に向けては厳しい戦いが続きそう。

 っていう感じです。全部フィーリングです。参考にしないで下さい。

 それではまた。