ヒグのサッカー分析ブログ

ベガルタ仙台の試合分析が中心です。

我慢比べに敗れる~J1第9節 ベガルタ仙台vsジュビロ磐田~

 さて、今回はジュビロ磐田戦を取り上げます。

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 ベガルタ仙台は前節から大岩、ケガから帰ってきた板倉、石原が川崎戦と代わってスタメンとなった。水曜のルヴァン・新潟戦はユースっ子を使いながらターンオーバーをした。

 一方のジュビロ磐田。前節・鳥栖戦は松浦のゴールで勝利。その鳥栖戦からは体調不良で欠場した川又がスタメンに復帰している。こちらも水曜のルヴァン・札幌戦はターンオーバーを行った。

 

■前半

(1)磐田の守備ブロックと前進できるスペース

 前半の磐田は名波監督の試合後のコメントにもあったように、守備でしっかり我慢しようという内容だった。攻撃的に行って得点を奪うことよりも、まずは失点を0にして折り返す。アウェイの戦いを選んだ。

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 ゆえに磐田は試合開始から5-4-1の守備ブロックを組んでスタートとなる。前線3枚は、仙台の3バックにプレスを行うというよりは、2シャドーは、仙台のボランチと左右センターバックの間にいることが多かった。

 

 ということで、仙台はスタートからボールを握る展開となった。相手シャドーが中に絞っていたことので、板倉と金から前進することができた。

 板倉から金へのサイドチェンジのパスから前進していたのも、この試合の特徴的なシーンだった。

 

(2)前進したその先とリャンのトップ下起用の意図とは?

 左右センターバックの位置から前進することができた仙台。では、その先にはどのような景色が広がっていたのか。そんなところを見ていたい。

 磐田は5-4-1の守備ブロックを敷き、仙台のポジショニングに対して、迎撃守備で迎えている。仙台に対してマンツーマンで見る形。仙台としては昨シーズンから苦手・課題としている手である。

 

 そんな磐田に対する仙台の解答が、リャンをトップ下に置いた3-4-1-2である。ポイントは相手の中央のプレイヤーを動かすこと。さらに細かく言えば、相手ボランチと3バックの立ち位置にズレを作らせることで、その隙を突くことが狙いだった。

 

 具体的なプレーを見ていく。27分。f:id:khigu:20180422173806j:plain

 金からサイドチェンジのボールを受けた板倉。フリーで前進する。

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 運ぶドリブルで相手を引き付けた板倉は晋伍に横パスを送る。

 このときに石原は降りてきて、リャンは斜めのランニングで、お互いが3バックを引っ張る動きを行う。

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 パスを受けて前を向いた晋伍は、野津田を飛ばし、左のハーフスペースにいる西村に出す。

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 ボールを受けた西村はターンして左サイドを向き中野へ展開する。このときに高橋を引っ張り出し、開いた裏のスペースに野津田が、飛び出していく。

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 左サイドで受けた中野は縦の突破しクロスを試みるも、磐田ディフェンスに阻まれ、コーナーキックとなる。このときには中に3人が待ち構え、ペナ付近にも3人が備える格好となった。

 

 このように各選手がフリーランをすることで相手を引っ張る。そして引っ張ってできたスペースに誰かが飛び込むという形を狙っていた。しかしこのシーンでは、連動した動きと引っ張る動きがあったものの、完全に磐田の守備に穴を開けるに至っていない。それだけ仙台が試行錯誤していたとも言えるし、磐田の守備が強固だったとも言える。

 

 そしてこのシステムのキーマンはトップ下のリャンだった。おそらくリャンに託されたタスクは、相手の3バックとボランチの間を動くことで、ボランチないしは3バックを動かし、中央にパスコースを作ることだったと思う。なので2トップ下というよりかは、3トップの1.5列目の位置が役割としては正しかったのかもしれない。バルサでいうメッシの偽9番みたいなタスクがリャンのタスクのなかにはあったように思う。

 ただ、肝心のリャンがどの位置取りをすればいいのかがハッキリできていなかった。監督コメントにも前線3人が動きすぎたとあったように、動きすぎたことで相手を引っ張り出せなかった。もう少しボランチをピン留めするなどの工夫があっても良かったのかもしれない。ただ、初めてのトライで失敗はあるもの。エラーを起こしながらうまく使いこなせてほしい。

 

 前半は仙台がボールを保持し、磐田は我慢強い守備からカウンターで好機を狙いという展開だった。ゴールなく0-0で折り返す。

 

■後半

(1)仙台の修正

 前半は前線が動きすぎたことで、自分たちが狙っていた攻撃を繰り出せなかった仙台。後半はそこを修正することで後半開始からチャンスを作り出していく。

 

こちらも具体的なシーンを見ていきたい。46分のシーン。

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 右サイドでボールを持った野津田は裏へ走る西村へロングボールを送る。後半序盤はこのようにシンプルに裏を狙うシーンが増えていった。

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 ウイングバックの裏を取れた西村は大井を引っ張り出すことに成功。そして味方のあがりを待つためにキープする。

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 オーバーラップしてきた蜂須賀へスイッチ。そして蜂須賀は大きいタッチで大井を抜いていく。

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 えぐることができた蜂須賀のクロスは弾かれてしまう。

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 しかしそのこぼれ球を拾った西村が晋伍に落として、シュートを打つも磐田守備陣にブロックされる。

 

 続いては50分のシーン。

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 中盤の左サイドでボールを奪った仙台。中野から裏へ動き出したリャンへスルーパスを送る。

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 左サイドでボールを受けたリャン。このときも大井を引っ張り出すことに成功する。そしてハーフスペースへ一気にランニングする西村へパス。

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 得意の角度で受けた西村だが、シュートは相手の脚に当たり、右へ逸れてしまう。仙台にとってはこの試合最大の決定機だった。

 

 このように後半の仙台は、サイドの裏を起点に使うことや全体の距離感を修正することで、チャンスを作り出した。特に相手3バックを動かすことができ、狙っていた形ができたといえる。この時間帯に先制点を奪えれば結果も変わってきただろう。

 

(2)一瞬の隙を突いた磐田

 こういう書き方をすると仙台ペースと言いたいところだが、磐田も48分にカウンターからギレルメのクロスに田口が合わせる惜しいシーンを作っている。ゆえに両者後半開始からチャンスを作り出していた。よってどっちが決めるか、隙を突くかの展開へとなっていく。

 そしてそのチャンスを活かしたのは磐田だった。56分。

 磐田の左サイドで磐田のスローインになるとギレルメが素早く投げる。左サイドの裏でボールを受けた中村俊輔。大岩を引き付けながら右足でクロスを上げると、田口が絶妙なトラップからシュート。DFにブロックされるもこぼれ球を松浦が押し込み、磐田が先制する。

 奇しくも仙台が狙っていた相手を引っ張り出す動きを磐田にやられたシーンだった。そして前述した田口の決定機とほぼ同じ形。伏線となってしまった得点だった。

 仙台としては大岩が引っ張り出されたカバーをうまく行えなかった。板倉の絞りが若干甘かったように思う。

 

 追加点は2分後の58分。西村への縦パスをカットした磐田は、そのまま左サイドへ展開。小川大貴がドリブルで運び、そのままカットインして豪快な左足のシュートはネットを突き刺し、見事な追加点となった。

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 ポイントは小川のドリブルを追い越していく高橋のランニングだろう。これでも中野は野津田に小川を預けることになった。しかし野津田の対応が遅れ、最終的には豪快なシュートへと繋がってしまった。

 前半はこのように3バックがランニングすることがなかった。反対に後半は高橋のランニングが見られ、磐田が攻撃のスイッチを入れた証拠だった。にしても素晴らしい一振りだった。

 

(3)集中力が切れてしまった仙台

 この失点直後にリャンからジャーメインに代わる。しかし2失点目のショックが大きかったというか、ここで集中力がぷちんと切れてしまった。

 もちろんゴールを狙って戦っていないわけではない。ただ、いつも以上にミスが目立った。単純なパスミスや無謀な突破が増えてしまい、時間を追うごとにゴールに向かう迫力がなくなっていく。

 その後、古林と永戸を投入して、サイドからの攻撃を狙う仙台だが、大井を中心に守る磐田の守備は強固で簡単にはシュートを打たせてくれなかった。

 

 極めつけは82分。右サイドからの俊輔のフリーキックに田口が合わせ、ダメ押しの3点目となった。俊輔のキックの質と田口の飛び込みは狙っていたものだろう。仙台は今シーズン初のセットプレーからの失点となった。

 

 反対に終盤は数多くのコーナーを得た仙台だが、活かしきれずにタイムアップ。0-3の完敗となってしまった。

 

■最後に・・・

 久々の完敗だった。磐田の強固な守備を崩す前に、我慢強く守っていた磐田にチャンスを活かされた格好となった。残念無念。

 新しいことにチャレンジしたこともあってか全体的にミスが多かった。単純なミスパスや判断のミス。取られ方も悪いのでカウンターのチャンスを立て続けに与えてしまった。

 攻撃では相手の深いところまで運べていないので、川崎戦のような素早い切り替えからの即時奪回で二次三次攻撃へと繋げられることも少なかった。反省材料は多い。

 

 しかしこの試合では完敗を喫してしまったが、そんなに心配はしていない。ここまでの戦いぶりを思い出せば、しっかり立て直せるからだ。

 上位に止まるためにも連敗だけは避けたい。そういう意味でも次のセレッソ戦は重要な一戦になる。しっかりと立て直し、また素晴らしいサッカーを披露してくれることを期待したい!

雨中での熱戦~J1第8節 ベガルタ仙台vs川崎フロンターレ~

 みなさん、お久しぶりです。元気に生きていました。ということで、川崎フロンターレ戦を取り上げます。

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 ベガルタ仙台は前節・名古屋戦、西村の2得点もあり3-2で勝利した。そのメンバーから6人が変更。一発退場で出場停止となった大岩に代わり、ルヴァンカップで好調を維持している常田がリーグ戦デビュー。またリャンが今シーズン初先発となっている。そしてベンチには6年ぶりに帰ってきた関口訓充が入った。

 川崎フロンターレは前節・C大阪戦で1-2の敗戦。ここ最近はセットプレーでの失点が多い。ターンオーバーを採用した前節から、憲剛、阿部、家長、エウシーニョ、車屋、奈良が帰ってきた。反対に小林悠がケガで欠場。エドゥアルド・ネットもメンバー外となっている。

 

■前半

 前半は、川崎がエンドを変えてキックオフをする。最近どのチームもエンドを変えたがる。

(1)互いのマッチアップと川崎の攻撃

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 仙台はこの試合3-1-4-2のシステムを採用している。それは個々の選手のマッチアップをハッキリさせることが狙いとしてある。第6節の浦和戦では反対にマッチアップをハッキリさせられた苦戦した。今回は逆。川崎対策として、よりマークをハッキリさせるやり方をチョイスしたといえるだろう。

 そんな対策を講じられた川崎はお構いなし。左サイドで人数を増やして攻撃に出ていく。頻繁に家長が左サイドに登場する。しかし通常であれば、密集地帯をコンビネーションでくぐり抜ける川崎だが、なかなか成功しない。スルーパスを出してもゴールキックになるケースが多かった。止めて蹴るが信条の風間式で、その精度が落ちているのかどうかは川崎を見ていないので不明。ただ、川崎の攻撃にそこまで怖さがなかったということは言える。

 前半の川崎の決定機は、川崎らしい崩しというより、ポジティブトランジションからの素早い攻めだった。特に家長のポスト直撃×2はどちらとも疑似カウンターの形だった。仙台の守備が整っていない状態に決定機を作り出していた川崎だった。

 

(2)合言葉は「サイドバックの裏」

 相手とのマッチアップを作るなど、川崎に対策を準備してきた仙台。試合前のコメントで渡邉監督は、我慢の時間帯をいかに粘り強く戦えるかがポイントだと述べていた。

 次にそんな仙台が攻撃時にどこを狙いとしていたかを見ていきたい。

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 合言葉は「サイドバックの裏」。ボールを持っている、持っていないに関係なくサイドバックの裏を起点に攻めようという狙いが見て取れた。

 特にポジティブトランジション時(守備から攻撃への切り替え)には、長いボールを使ってスピードのあるジャーメインと西村をサイドバックの裏へ走らせ、チャンスを作り出していた。

 川崎のボール保持時は、両サイドバックが高い位置を取るために狙いやすい場所となる。仙台の2トップが裏へ抜け出せる2人ということもあり、効果的な攻撃となった。

 また我慢を強いられる時間帯でも、切り替わったときの狙いが明確なために、素早く前線へとボールを届けることができた。

 

 また、ボール保持時でも、サイドバックの裏をうまく突けたシーンも作り出した。41分のシーンを振り返る。

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 まずは常田から平岡へ。このときに野津田とリャンは、相手ボランチ付近にポジショニングしている。そして平岡は蜂須賀へとパス。

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 サイドで受けた蜂須賀は前を向く。そして対面の車屋が出てくる。これと同時にリャンがサイドの裏へ抜けていく。

 もう1つ注目はリャンが抜け出したタイミングで西村が降りてきていること。蜂須賀の動きに対してリャンと西村がしっかり連動した動きを見せていることが分かる。

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 裏へ抜け出すことに成功したリャンは谷口も交わしてクロスを上げる。このときの降りてきた西村を見ることになった大島。大島のマークがずれたことで野津田がフリーでニアへと猛ダッシュできた。

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 野津田のシュートはチョン・ソンリョンの正面に行ってしまい、ゴールとはならなかった。

 このあとすぐに、同じような流れから西村が右サイドを抜け出して、ファーへクロス。受けた中野がカットインからシュートを打つも惜しくも右にそれた。

 このように仙台はサイドバックの裏を効果的に利用して、チャンスを作り出すことに成功した。

 

(3)仙台が押し込むことができた最大の理由

 前半の25分過ぎから仙台は、川崎を押し込むことに成功する。もちろん前述したように川崎のサイドバックの裏を突いた攻撃ができたいたことも理由の1つではあるが、最大の理由がもう1つある。

 それは、ネガティブトランジション(攻撃から守備への切り替え)である。一番初めに仙台は、相手とマッチアップするような組み方をしたと書いた。そのことは切り替え時にも効いていた。

 仙台の攻撃が一時的に終わっても、そのあとに素早い切り替えと高くて正しい位置取りをすることで、ボールを回収し二次三次攻撃へと繋げていった。

 特に目立っていたのは金と平岡の両センターバック。その中でも平岡は高い位置取りをすることで、ボールを回収しまくっていた。というのも、平岡の対面は阿部で、その阿部が仙台の攻撃時に下がったことで、反対に平岡は高い位置を取ることができた。もちろん常田と金が後方でカバーをすることで平岡を高い位置に置けている。

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 対面をハッキリさせることは守備だけではなく、自分が取れる位置取りの決め手ともなる。そのことで高い位置から守備を仕掛けられるし、セカンドボールを回収することができる。

 

 前半は、決定機の数では川崎、ボールを持ってペースを握れていたのは仙台という内容だった。スコアレスで折り返す。

 

■後半

(1)自分たちのペースへと引き戻すために

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 後半開始から川崎は、知念に代えて大久保を投入する。お互いにシステムの変更はなかった。

 前半は決定機の数こそ川崎が多かったが、ボールを握れていた、自分たちの狙いをうまく表現できていたのは仙台だった。

 川崎は自分たちのペースにするために、まずは運動量を上げて、仙台のビルドアップ隊に対して、プレッシングを掛けていった。まずは相手からボールを奪うこと、回収することが後半開始からの川崎のテーマだった。

 また、前半苦労していた仙台の2トップに対しても谷口、奈良がしっかり対応できるようになり、前半よりも抑えられていた。特に奈良は鉄壁の守備。この試合だけ見れば代表に選ばれてもおかしくないパフォーマンスを披露していた。

 

(2)各地で起こる球際バトル

 川崎が後半から一気にギアを上げてきたことで、ゲーム内容が激しい展開へと移り変わっていった。各地で起こる局面の球際バトルがより一層激しくなっていく。

 戦術的な勝負よりも、局面での勝負がこのゲームを左右する方向へと進んでいった。その中でも前述した奈良の頑張りや、中野の相手に引っ張られながらもドリブルしていく気迫はとても印象的である。

 ふと、不条理な形で解任となった監督がこの試合を見たら、大変喜ぶんじゃないかなと思ったりもして。

 

 そんなこんなで、後半は激しいゲームに。仙台はその中で次第に運動量が落ちていき、川崎の攻撃をゴール前で必死に食い止めるという展開へと変わっていた。それでも初先発の常田を中心に中央を割らせない。

 仙台は中野をインサイドハーフに中盤に推進力を、石原を投入してボールを収めることで全体を押し上げたいところだったが、上手くいかなかった。

 それでも我慢に我慢を重ねて、川崎の攻撃を食い止めた。

 

 90分が近くなると、川崎も攻め疲れで間延びし、仙台もチャンスを作るが、チョン・ソンリョンを脅かすシュートを打つことはできなかった。

 そして両者得点なくタイムアップ。激しく熱いゲームはスコアレスドローとなった。

 

■最後に・・・

 気迫溢れる、熱いゲームだった。いつも以上にテンションが高く、気持ちが入っていることが伝わってくる内容だった。

 年間通して、こういうゲームはいくつかあって、戦術的に見ていると忘れがちになるんだけど、実際はこういう局面局面の勝負がゲームを左右するんだなと思い出させてくれる。

 

 仙台としては積み上げてきたものを昨年王者に十分ぶつけることができた試合だった。だからこそ得点を取って、この強さや勢いが本物であることを証明したかった。充実感もあるけど、悔しさもあるというのが本音。

 

 初先発の常田は素晴らしいパフォーマンスだった。心配はしていなかったが、3バックの真ん中で堂々とプレーしている姿はとても頼もしかった。大岩抜きでも川崎を無失点に抑えたという事実は自信を持っていいはずだ。

 

 そして試合は続く。次回はミッドウィークにルヴァンカップ・新潟戦。そして土曜の磐田戦となる。ケガ人も続出し、台所事情が厳しいことには変わりはないが、総力戦で頑張ってほしい!