昨日はNHK—BSでベガルタ仙台のドキュメンタリー映画がやっていましたね。
みなさんはご覧になったでしょうか?
噂には聞いていましたが、とても面白かったです。当時のことをいろいろと思いを馳せながら、ベガルタ仙台というクラブが背負うものというか、このクラブがあり続ける意味みたいなもの、そしてやっぱりこのクラブが好きだということを再認識できた作品でした。
映画の細かいことはよくわかりませんが、この映画の良かったところはベガルタだけではなく、このクラブを取り巻く環境をしっかり取材してくれていたところでした。地震のこと、津波のこと、そしてそこに暮らす人々のことを取り上げてくれたことで、ベガルタ仙台がこの地域にあることの意味というのを強く感じることができました。
震災があったから強くなったとは決して言いたくはないです。だって、J屈指の守備組織があって、強力な2トップがいてチームとして完成されていた訳ですから。けど、震災というバネがあって、ベガルタ仙台はあの躍進を遂げることができたことは事実です。
そして、この躍進があって、フットボールの母国の映画監督がわざわざこの極東の地方クラブと震災に見舞われたこの地域を取材し、フィルムとして残してくれた訳です。
これは世界でもっとも人気のスポーツであるサッカーがこの地域にあってこそ実現できたわけです。この未曾有の震災をベガルタ仙台というクラブを通じて世界に発信できたことは、個人的にはもっとも嬉しかったことだし、ベガルタ仙台が「復興のシンボル」としての役割を1つ担えたことだと思います。
今回の映画で改めて、このクラブがある幸せとこれからも変わらず応援していこうという気持ちになりました。そしてこの地域のためにがんばろうと思いました。
そしてこの映画が多くの人の目に触れることを願っています。
オリジナル版のDVDの発売が楽しみです(^-^)