ヒグのサッカー分析ブログ

ヒグのサッカー観戦日記からのお引越しです。ベガルタ仙台の試合分析が中心です。

今年のJ1の順位を勝手に予想してみた2015(前編)

気づけば開幕まで2週間を切った。今週からACLも始まっているし、週末にはゼロックスがあるのに、当の自分はまだまだ開幕の実感がわいてこない今日この頃です(笑)

 ということで今回は、そんな自分の士気を高めるためにも、いろいろ今シーズンのことを予想していこうじゃないかということで、今シーズンのJ1の順位予想を書こうと思った所存です。

 といっても今シーズンは2ステージ制の復活により1年通しての順位にお目にかかることはあまりないと思っていますが、このブログでは面倒なので1年を通しての総合の順位で予想していきたいと思います。

今年のJ1

 とりあえず順位予想をしていく前に今シーズンのJ1について簡単に。。

 まずは前述のとおりに10年ぶりに2ステージ制が復活した。そしてそれに伴いチャンピオンシップも復活。しかし以前のように1stステージと2ndステージの勝者が対戦するわけではなく、1年通した結果もリスペクトするらしいのでレギュレーションはかなり複雑化した。2ステージ制の復活の理由はいろいろあるらしいが大人な事情のため割愛する。また今シーズンから「明治安田生命J1リーグ」と初めてJリーグに冠スポンサーがついた。世界的に見ればプレミアも「バークレイズ」が冠なので、世界的に見れば決して不思議なことではないらしい。

 今シーズンはACLにはガンバ、浦和、鹿島、柏が出場。ACLでも結果を残していかなければいけない反面、ACLで勝ち抜ける力があるチームが日本のクラブにあるかどうかは疑問を感じるところである。

 また今シーズンの昇格組は湘南、松本、山形。詳しいことは後に述べることにして、この3チームにはいくつかの共通点がある。まずシステムが「3421」を採用していること。そしてチームのスタイル的に全員がハードワークし、相手より走力で上回ることでJ2を勝ち抜いてきたことである。昨今のJ2を見ているとこの共通点があるチームがけっこうある。そう考えるとこういうサッカーはJ2における1つの流れなのかもしれない。ここでは「J2トレンド」という名でそれを記しておくことにする。そう考えると、今シーズンはこの「J2トレンド」のクラブがJ2よりはるかにスキルの高いJ1のクラブにどれくらい対抗できるかということが昇格組のポイントであり、注目な部分になるだろう。

 そして今シーズンは柏、マリノス甲府、神戸、鳥栖とこのオフに監督交代を行ったチームが例年と比べて多い。各チームが新しい監督のもとどのようなサッカーを展開していくか面白いところであるが、同時にうまくいかないというリスクもある。今シーズンは監督交代したクラブも注目のポイントになるだろう。

 それでは、順位予想に話題を移していきたいと思う。

順位予想

 先に言っておきますが、各チームに対する評価や予想布陣などは独断の偏見なので参考程度にお願いします(笑)

1位,浦和レッズ

 浦和が1位と予想したが、優勝するとは言ってないです(笑)あくまで一番勝ち点を多く稼ぐのは浦和なだけあってチャンピオンシップは獲れるかどうかは話が別だと思っている。なぜなら浦和が広島からいくら強奪を敢行しても優勝できないのは浦和というチームに勝負強さが足りないからだと考えているからである。

 しかしそれでも今シーズンの浦和がJ1で一番の戦力を保持している事実はある。今シーズンも広島から石原を獲得したが、それ以外にもズラタン、高木、武藤、橋本などを補強。前線は補強のし過ぎでやや飽和状態なのが否めないが新戦力がフィットすれば毎試合攻撃力が落ちることなく、また昨年の興梠への依存も軽減できる。ただ、不安があるとするならばボランチに即戦力を補強できなかったこと。今シーズンは前線の飽和状態のおかげで柏木が一列下がってプレーすることで選手層には問題なさそうだが、阿部、鈴木はベテランの域に達し、新たに守備的なボランチを補強したかったのが本音だろう。

 贅沢極まりない戦力を保持している浦和が年間通して1番勝ち点を稼ぐと予想する。

2位,鹿島アントラーズ

 昨年、多くの若手を起用することで3位まで上り詰めたヤングアントラーズ。あれだけポテンシャルの高い若手選手がごろごろいるのはさすが鹿島といったところだが、今シーズンは優勝を目標に新しい常勝軍団へとなっていくことを目指す。

 今シーズンも数は多くないもののACLを見据えながらピンポイントで補強した。ファン・ソッコや高崎、金崎を獲得した。しかしブラジル人FWのジネイがメディカルチェックで引っかかり獲得できなかったので、ダヴィが戻ってくる間、赤崎、高崎への奮起が必要になってくる。

 今シーズンの鹿島はACLに出ることで、若手が厳しいアジアの戦いを経験し、また一皮むける気がしてならない。 

3位,サンフレッチェ広島

 昨年は西川を浦和に強奪され、さすがに戦力ダウンが否めなかった広島。今シーズンはACLもないことだし、案外いいところまでつけてくるのではないかと思っている。しかしそれも様々な条件が必要であるが。。。まず1つは石原、萩が抜けた2シャドーに穴を埋められる選手が出てくること。このポジションには京都から工藤、徳島からドウグラスを補強した。また浅野や野津田など若いポテンシャルの高い選手がいる。なので選手はそろっているのであとは結果が出てくればというところだろう。2つ目に西川去りし後のDFラインのビルドアップ。仙台から林を補強し昨年は穴埋めを図ったものの、ビルドアップに関して前任とは雲泥の差だった。このミシャ式サッカーの特徴は後方からのビルドアップなだけに昨年から残している課題をどう解決するかポイントになる。

 この2つの条件をクリアできればACLのない広島なので、上位に食い込んでいける可能性は十分にあると予想した。

4位,ガンバ大阪

 中断前まで降格圏沈んでいたにも関わらず宇佐美の復帰、遠藤、今野のダブルボランチの形成、パトリックの補強で破竹の勢いで中断後を駆けのぼり、気づけば3冠を達成してしまった昨年のガンバ。おそらくJリーグで1番バランスのいいチームである。

 じゃ、なんで4位に予想したの?というと、Jのなかで一番完成度の高いチームだからこそACLを獲ってもらいたいからである。リーグのほうは1stステージで優勝して、2ndステージはACLに力を注いでもらうという、2ステージ制のある意味利点を使ったやり方でもして頑張ってもらいたい(笑)

 ガンバは赤嶺、小椋だけが即戦力の補強だが、コーチとしてアジアチームの情報だったら右に出るものはいない和田コーチを日本代表から招き、本気でアジアを獲りに行く姿勢を見せている。リーグでは結果は振るわないかもしれないが、ぜひACLで結果を残してもらいたいという願望を込めてあえてこの順位に予想した。

5位,川崎フロンターレ

 今年の川崎は、船山、杉本といったアタッカー陣とDFの補強で角田を獲得。各ポジションにぬかりない補強したが、川崎のサッカーにおける肝はあくまでボランチ。そう中村憲剛と大島の存在が最も重要なのである。昨年は2人ともけがや不調で落ち込んだ終盤に失速し、どれだけこの2人が川崎のおいて重要な存在なのかを証明してしまうことになってしまった。今シーズンも彼らがフルで試合に出続け、活躍したらACL圏内まで入っていけるだろうが、どこかでアクシデントはあるもの。憲剛も年齢を重ねけがが多くなってきたし、大島はリオ五輪の予選がシーズン中に入ってくる。そういった中でどれだけ川崎は彼らを頼らずに戦えるかそこが今シーズンのポイントになってくるだろう。

6位,名古屋グランパス

 昨シーズンのオフにピクシーの退任と共に多くの主力選手が抜けた名古屋だが、なんだか1年を終わって気が付いたら川又もレドミもいて、相変わらずの攻撃陣の豪華絢爛っぷり。このオフにはノヴァコビッチを補強し、いよいよ西野氏が目指すサッカーのキャストが揃ってきたところだろうか。

 昨シーズンは若手も上手に起用し、結果は振るわなかったものの全体のレベルアップはできたのではないだろうか。3年計画だとしたら1年目は十分な内容のシーズンだったと思う。なので2年目はメンバーも揃った中で、結果もついてきてもらいたいもの、監督が百戦錬磨の西野氏なだけあって、これだけのメンバーがいればこの順位にまで上り詰めてくるのではないかと予想。

7位,FC東京

 武藤のブレイクと4人の日本代表を輩出した去年だったが、順位は相変わらず中位のまんまだったF東京。今シーズンこそは首都クラブとして上位に食い込んでいきたいだろうが、果たしてどうだろうか・・・。磐田から前田を補強し、守備では昨年の湘南の独走を支えた丸山がレンタルバックで復帰。あんまりこれといった補強はないのは昨年のサッカーをベースに戦うという意思表示だろう。パス主体のチームから緻密な守備戦術のチームへと変わり、昨年は序盤こそ戦術を消化しきれない様子だったが、中断を経て、戦術を理解できるようになると一気に結果が出た。今シーズンはある程度戦術理解を出来ているためスムーズにシーズンには入れるだろう。あとは結果がどれだけ来るかがF東京にとって大切になってくる。

8位,ヴィッセル神戸

 ネルシーニョを招へいし、本気でタイトルを獲れるようなチームにしていく神戸。今シーズンは安田、高橋祥平渡邉千真らを補強、またブラジル人ボランチのフェフーシンを獲得。昨年も大型補強を敢行した神戸だが、今シーズンもなかなかの補強をした。

 今シーズンは昨年までネルシーニョが柏で採用していた「3421」をキャンプでは試しているようだが、シーズンを通して相手に合わせて3バックも4バックも併用する形になっていくのではないかと個人的には思っている。根拠はないが(笑)

 今シーズンの神戸は戦力的にも監督のレベル的にも間違いなく厄介なチームになってきそう。ただ、すぐに結果が出るかどうかは別な話。今シーズンはいろんなことを試しながらのシーズンであろうから、この順位になると予想。

9位,柏レイソル

 ネルシーニョが去り、新たに監督になったのは強化部長だった吉田達磨氏。もともとはユースの監督を務め、自信はバルサスタイルのサッカーを好むらしい。今回吉田氏が就任にするにあたり、下部組織から一貫したサッカーをすることになる。これは今までのJのクラブにはない試みなので、ぜひこれがよいモデルケースとして成立してもらいたいものである。

 前述のとおり、今シーズンの柏はだいぶサッカーの色が変わってきそうである。システムも433が基本になってきそう。しかし今オフでは大津海外からもどり、武富、山中が復帰、甲府からクリスティアーノを補強したのだが、個人的にはなんとも433に当てはまらなそうな選手ばかりな気がしてならない。あまりシステムにこだわりがなければ442や4231のほうが選手の特徴が生かせそうな気もする。ただ、こちらも神戸同様監督就任が1年目なだけあって試し試しのシーズンになっていきそう。最適解を早く見つけられればユース上がりで吉田氏のサッカーを知っている選手が多いだけに上位に組み込める可能性も十分にある。

前編はここまで。後編をどうぞ!!